科学部物理班15名は、毎日放課後に物理教室で活動しています。締切が迫る科学コンクールに論文投稿するため、全員が必死になって研究成果をまとめているところです。すでに、京都大学等が主催する「テクノ愛」、リバネスが主催する「サイエンスキャッスル」、明治大学が主催する「MIMS」に論文投稿しています。現在は、読売新聞社が主催する「日本学生科学賞」、朝日新聞社が主催する「JSEC」への応募を目指して最終的な仕上げを行っているところです。
昨年度はこうした大会が軒並みオンライン開催や中止が相次ぎ、発表時の混乱や生徒のモチベーション低下などが生じ、学びの難しさが露呈しました。しかし、今年度は、文部科学省主催の「SSH生徒研究発表会」をはじめ、多くの大会がオンラインではなく、感染対策を徹底しつつ実地で開催されます。自分の言葉を直接他校の生徒や大人の研究者達に伝えられる。その喜びが日々の積極的な活動と論文投稿につながっています。